海外旅行で飛行機に乗り遅れたら

海外旅行での飛行機の乗り遅れ。「自分は大丈夫」と思っていても、フライト時間の勘違いや交通事情など、さまざまな要因から乗り遅れてしまう人も少なくありません。
あまり考えたくないことですが、もし飛行機に乗り遅れてしまったら、どうすればいいのでしょうか。ここでは飛行機に乗り遅れた際の対処法などについてご案内していきたいと思います。

海外旅行当日、日本から出発する飛行機に乗り遅れた場合

海外旅行当日、日本から海外へ向かう飛行機に乗り遅れてしまった場合にはどうすればいいでしょうか。

旅行会社へ連絡

旅行会社を通してツアーを申し込んでいる場合は、とりあえず旅行会社へ連絡します。プラン次第では次の便を手配してくれたり、いろいろ考えてくれるはずです。まずは旅行会社に連絡して指示に従うようにしましょう。

航空会社へ連絡

自分で航空券を手配してる場合で、もう間に合わないと思ったら、その時点で航空会社へ乗れない旨を伝えて連絡します。ほとんどの航空会社の場合、出発前の段階であれば無料で振替便などの手配をしてくれます。ツアーに参加している場合はその内容も連絡しておきましょう。

航空券の種類にもよりますが、次の便のキャンセル待ちまどを手配してもらえ、運がよければその日のうちに別便で乗ることもできるでしょう。

空港に着いたら、航空会社のカウンターへ

遅れるからと途中で引き返すことはせず、とりあえず空港へ向かいましょう。空港に着いたら、乗るはずだった航空会社のカウンターに行き、振替便に乗れるかどうか確認してみましょう。事前に電話連絡してある場合はその旨も伝えて、できるだけ粘り強く交渉しましょう。

海外で飛行機に乗り遅れた場合

海外でも基本的には日本から出発するときと同じ要領です。航空会社へ連絡し、旅行会社へも連絡、そして空港に着いたら航空会社のカウンターへ行って事情を説明し、振替便の確認をお願いします。

日系の航空会社なら海外でも日本語が通じるケースが多いですが、外国で日本以外の航空会社の窓口だと英語しか通じないこともあるので、翻訳アプリやジェスチャーを駆使して説明するようにしてください。

海外旅行保険の航空機遅延特約を確認

海外旅行保険のプランの中には、飛行機が遅れた際に補償金を支払ってくれる「航空機遅延特約」があります。本来なら飛行機が災害やトラブルなどで遅延したりする際のホテル代などを補償してくれるサービスですが、本人が遅刻した場合でも適用されるケースがあります。

「寝坊」や「故意」などは支払われませんが、例えば事故渋滞で何時間も立ち往生となり、空港へたどり着けなかった場合や、1便目の飛行機が遅延して乗り継げなかったなどの補償も対象となります。これはキャンセル料や振替便の追加費用として充てることも可能です。

航空機遅延特約は最大で2万円程度の支給額ですが、ないよりはマシなので、追加費用がかかりそうなら保険会社にも一報を入れておくとよいでしょう。

乗り遅れた際の追加料金って必要なの?

これはチケットの種類によっても違いますが、出発時間までに航空会社に連絡ができた場合は、追加料金不要で振替便に(次の便など)に乗せてもらえるケースが大半のようです。ただし100%ではないので、航空会社やスタッフの裁量によって対応が異なる場合もあります。

正規航空券ほど情状酌量してもらえる率が高くなり、ランクの低い格安航空券ほど怪しいという話もありますが、とにかく詫びるつもりでカウンターを訪れ、何とかお願いする気持ちを持つことが大切です。

国内線ほど難易度は低くなり、国際線で且つ日系以外の航空会社ほど難易度は高くなります。

口コミなどを見ていると、日本の航空会社の場合は、無料で代替便を手配しれる場合が多いようですが、海外の航空会社だと「ダメです」と言われるケースもあるようです。あくまで航空会社の裁量で配慮してくれることになるので、過度な期待は禁物です。

出発時間を過ぎても連絡をしなかった場合は、便の変更どころかキャンセルも払い戻しも不可というケースもあるようです。買った航空券は無効になってしまうので、新たに航空券を予約して購入するしか方法はありません。

こうならないためにも乗り遅れそうなら早めに航空会社への連絡をしておきましょう。

LCCはチケットの種類によって厳格な決まりがある

LCC(格安航空会社)の場合は、会社によって厳格なルールがあり、遅れそうな場合は前もってキャンセル(払い戻し)の手続きをWEB上で行います。出発時間の数時間前までなら払い戻しができるものもあれば、チケットの種類によっては払い戻し不可というものもあります。

LCCはチケットの種類によってかなり幅があるため、場合によってはチケットを買いなおす必要があります。しかしこれも例外や情状酌量もあるようなので、とにかく遅れたらカウンターに行って事情を説明しましょう。

すぐ振替の飛行機に乗れない場合は

次の便やその日の便があいにく満席で、1日以上待たなければいけない状況であったり、キャンセルして再度チケットを取り直したが、翌日以降の便となった場合は、寝泊りする場所も確保しないといけませんよね。

1晩くらいなら「空港で一夜を明かしてやるぜ~」と張り切っている方もいると思いますが、空港で寝入ると盗難の危険も高まりますから、空港併設のホテルなどで休むほうが安全です。ホテルで寝過したら本末転倒なので、くれぐれも遅刻はしないように。

連休や繁忙期などで、飛行機がかなり先まで取れない場合は、経由便でもないかどうか確認してみましょう。高くつくかもしれませんが、何日もホテルで待たされるよりはマシですし、ホテル代もかさみます。ノービザで滞在できる期間にも限りがありますので、よく確認しておきましょう。

飛行機に遅れないためのコツ

飛行機に乗り遅れたらどうするか…を考えるのではなく、どうすれば飛行機に遅れないのかのほうがとても大切です。普段からの行動を心がけ、飛行機に遅れないようにしましょう。

出発時刻の3時間前には必ず空港に着く計画を

国内線とは違い、国際線ではチェックイン・手荷物検査・入国検査などさまざまな手続きが必要となり、駆け込み搭乗というのは基本的にできません。チェックインカウンターも概ね3時間前くらいから開く場合が多いので、遅くても出発時刻の3時間前には必ず空港へ着くようにしてください。

特に家から空港までが遠い場合、1本列車やバスを遅らせてしまうと、1時間単位で遅れる恐れもあります。万が一その交通機関に乗れなかった場合にも備えて、別の手段も考えておくことが大切です。

海外ではホテルから空港までの所要時間の確認

乗り遅れの大きな原因の1つに、ホテルから空港までの交通状況によるものがあります。簡単に言うと「渋滞」です。海外なので読みづらい所ですが、渋滞でハマる可能性も考慮して、余裕を持った計画を立てるようにしてください。

寝坊しない

あまり信じられないことですが、寝坊による遅刻もあるようです。特に朝出発する飛行機などでは、早めにホテルを出なくてはならない場合も多く、寝坊は直接遅刻につながります。普段使い慣れた目覚まし時計を使ったり、携帯電話やスマホと合わせて2重の目覚ましをかけておくなど、寝坊しない対策が必要です。

特に国際線は融通が利きにくく、海外では「ダメです」一蹴される可能性もあるので、そうなるとチケットを買いなおすほかありません。

くれぐれも空港会社のカウンターで「寝坊した」なんて言わないように… パスポートが見つからなかった、など適当な理由をつけて説明しましょう。

海外旅行で飛行機に乗り遅れたらまとめ

  • 遅れるとわかっているならまず連絡をする
  • 海外で乗り遅れたらまずカウンターで事情を説明
  • 格安航空券でも状況次第で無料で代替便を手配してもらえる
  • LCCの場合、チケットの種類によってはキャンセル不可の場合も
  • 海外旅行保険の航空機遅延特約もチェック
  • そもそも飛行機に乗り遅れないような対策が大事

まずはできるだけ遅れないようにすることが大事ですが、遅れるとわかっているのならまず航空会社や旅行会社に連絡することが大切です。ほとんどの場合は航空会社の寛大な措置によって代替便を手配してもらえますが、ダメな場合は諦めて違う飛行機を探しましょう。